アメリカで Me too 商品と言えば、二番煎じの商品のこと。
当然、アメリカでも厳しい価格競争に巻き込まれ薄利になり、提案したとしても流通は喜びません。
アメリカに日本のペット商品を輸出するアイデアがあって、提案すべく候補品目のリストを作成 (探索) 中ですが、
日本の店頭に並んでいる商品やカテゴリー発想で提案しても、たいていは Me too で、想像以上に難易度の高い作業です。
日本のペットフード・用品市場はアメリカの後追いで発展してきたので、国内で特徴ある差別化商品、と位置づけられていても、アメリカ市場においては、二番煎じであることが多いのです。
米国のバイヤーから提示されているのが、「 Unique、Different、Special 」 であること。
ひとつひとつの素材や原料、機能で勝負しようとしても、結局、商品トータルとして提供する価値が新しいものでない限り、Me too なのです。 (それぐらいの勢いで考えないといけない!)
消費スタイルを創造するぐらいのアイデアと特徴があって、新しい消費者の便益 (Benefit) を生み出すもの・・・
そういった要件を満たすものは、いったんペット市場から離れて(距離を置いて)、探さないといけないのかも知れません。